1. |
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ざんこくについて
春かすんだ 君が笑った 桜の風景のなか
やさしいような悲しいような風がやってきて
木々を見上げる君の髪を揺らす 僕は、触れることができなくなっていた
大切なことって あとからになって いつも、あとからになって気付く
散らず、散らずみ?
散りず、散りずみ?
散り、みず?
花びら散るころには、どうなってるだろうか
僕は、君の憂いを分かっていたんだ
それは多分きっと嘘だけど
僕は、君の憂いを どうかしたかったんだ
それも本当はきっと嘘だけど
花に嵐のたとえの通り、一面に春疾風
舞いあがる花吹雪の、その嵐が収まったら
君はもう、いなくなっていた
知らず知らずに
知らず知らずに
手のひら 花びら 一枚
君の
空気だけ残した
僕は、君の憂いを分かっていたんだ
それは多分きっと嘘だけど
僕は、君の憂いを どうかしたかったんだ
それも本当はきっと嘘だけど
「咲くも桜 散るも桜」と言うけれど、
それって ひどいことだと思うんだ
あの子はあの子であり続けるだろうな
僕には関係ないけど
僕は、君の憂いを分かっていたんだ
それはあまりにも ざんこくなことで
僕は、君の憂いを どうかしてあげたかった
それも本当はきっと嘘だけど
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2. |
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パーフェクトディフェンス
敵は、いつの間にかやってくる
敵は、どこでもやってくる
敵は、それとは分からないフリをしてやってくる
僕はスキを見せてはならない
完全なる防御 パーフェクトディフェンスと
密かに研いだ牙とをもって
爆薬と劇薬と毒薬とをもって
僕はあいつらを殺してしまいたい
敵は、フイをついてやってくる
僕が弱りきってるときにこそ、やってくる
ジャスト ア モーメント プリーズ
ソーリー、キャントドゥザット、サー
僕はそれでも、逃げられない
どこにも
完全なる防御 パーフェクトディフェンスと
人知れず とがらせた爪とをもって
対空砲火と重火器とをもって
僕はあいつらを殺してしまいそう
完全なる防御 パーフェクトディフェンスと
密かに隠し持ったナイフとをもって
爆薬と劇薬と毒薬とをもって
僕はあいつらを殺してしまいたい
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3. |
僕のピカロ / Sweet Picaro
05:05
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僕のピカロ
だんだんと世界が 端のほうから崩れては
足元から空へと浮かびあがるレンガと破片
その嵐は スローモーションで僕らを包む
うつむいたままでも はにかんで見える君
冷たい言葉と それから君の空気
僕は心底とらわれ うごけないでいるよ
いたみが無いキズが またひとつ増えるなあ
プリズムを通るライト のような感情表現
きれいな色だけど なんだか屈折してるよ
そして光は スローモーションで僕らを照らす
君が思うことは 僕のすべて だと思う多分
冷たい言葉と それから君の空気
僕は心底とらわれ うごけないでいるよ
いたみが無いキズが またひとつ増えるなあ
君はそれを見て 嬉しくなるんだね
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4. |
21世紀のツィギー / Twiggy 21C
06:34
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21世紀のツィギー
21世紀よ hello
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